2014年9月

第5回奈良甲状腺研究会

2014/09/21

9月20日、第5回奈良甲状腺研究会が、奈良県立医科大学の厳橿会館で開かれました。参加したのは2回目で、今回より顧問としておよびいただき、甲状腺細胞診について20分の講演時間を頂きました。今甲状腺細胞診は大きく変化し、分子診断が取り入れられるなど変革の時代を迎えています。甲状腺細胞診の概念を変えて、臨床での役割を向上させたいと考え、喜んでお引き受けいたしました。 この後、10月30日福岡の第47回甲状腺外科学会でもランチョンとして、細胞診で講演させていただく予定です。また、来春の4月25日日本内分泌学会での教育講演でも、甲状腺細胞診を予定しています。現状の一般の細胞診では、半数程度以上が結論の出ない診断(検体不適+鑑別困難+悪性疑い)が帰ってくるなど、臨床医の信頼の得られない、役に立たない甲状腺細胞診となっています。これを変えていきたい。目標は、(結論の出ない診断を20%以下に抑え)信頼される、頼られる細胞診に変えたいと思っています。興味のある方は是非ご参加ください。 なお、この第5回奈良甲状腺研究会には、昔の同僚である和歌山県立医科大学赤水教授も特別講演で参加され、和歌山のことを懐かしく思い出しました。甲状腺学会理事長として活躍されており、来年の国際甲状腺学会シンポジウムに演者として推薦したと伺いました。私の仕事が広がることに感謝しています。

バーチャル臨床甲状腺カレッジ

2014/09/06

日本甲状腺学会はバーチャル臨床甲状腺カレッジを設定し、専門医をめざす修練医、甲状腺疾患を学ぶ人々に教材として提供しています。私も基礎解剖学と、IgG4甲状腺炎を担当しています。2014年9月内容が更新されました。以下のアドレスよりご覧いただけます。お時間のある時に試してください。 URL: http://www.thyroid-college.jp/

ResearchGate(Kennichi Kakud) Better Treatment 最適医療 (社) 日本病理学会 教育委員会編集 病理コア画像 和歌山県立医科大学人体病理学(第2病理学)教室 バーチャル臨床甲状腺カレッジ