臨床医の方へ

Jiangsu Institute of Nuclear Medicine

2014/10/21

                    I have an opportunity to visit at the Jiangsu Institute of Nuclear Medicine, to create a new friendship communication with Prof Daijun, Prof Jimmy and other members. They recently published a new textbook of thyroid cytology, ”甲状腺細胞病理図譜、人民軍医出版社、ISBN 978-7-5091-6180-7”, the first textbook of thyroid cytology written in Chinese language.  Its remarkable point is that most of their illustrations are from HE stained conventional smear samples, significantly different from Papanicoloau stain.  These are good illustrations and have a good correlation to HE features in histology. I found that dry artifacts did not create any problems in samples stained with HE in comparison to those often create serious staining problems in Papanicoloau samples. They have a good teamwork for patients with thyroid diseases and composed of  pathologists, endocrinologists, surgeons and radiologists.  I found they have more than 1500 thyroid surgerys including more than 700 cancer cases per year.      

第5回奈良甲状腺研究会

2014/09/21

9月20日、第5回奈良甲状腺研究会が、奈良県立医科大学の厳橿会館で開かれました。参加したのは2回目で、今回より顧問としておよびいただき、甲状腺細胞診について20分の講演時間を頂きました。今甲状腺細胞診は大きく変化し、分子診断が取り入れられるなど変革の時代を迎えています。甲状腺細胞診の概念を変えて、臨床での役割を向上させたいと考え、喜んでお引き受けいたしました。 この後、10月30日福岡の第47回甲状腺外科学会でもランチョンとして、細胞診で講演させていただく予定です。また、来春の4月25日日本内分泌学会での教育講演でも、甲状腺細胞診を予定しています。現状の一般の細胞診では、半数程度以上が結論の出ない診断(検体不適+鑑別困難+悪性疑い)が帰ってくるなど、臨床医の信頼の得られない、役に立たない甲状腺細胞診となっています。これを変えていきたい。目標は、(結論の出ない診断を20%以下に抑え)信頼される、頼られる細胞診に変えたいと思っています。興味のある方は是非ご参加ください。 なお、この第5回奈良甲状腺研究会には、昔の同僚である和歌山県立医科大学赤水教授も特別講演で参加され、和歌山のことを懐かしく思い出しました。甲状腺学会理事長として活躍されており、来年の国際甲状腺学会シンポジウムに演者として推薦したと伺いました。私の仕事が広がることに感謝しています。

バーチャル臨床甲状腺カレッジ

2014/09/06

日本甲状腺学会はバーチャル臨床甲状腺カレッジを設定し、専門医をめざす修練医、甲状腺疾患を学ぶ人々に教材として提供しています。私も基礎解剖学と、IgG4甲状腺炎を担当しています。2014年9月内容が更新されました。以下のアドレスよりご覧いただけます。お時間のある時に試してください。 URL: http://www.thyroid-college.jp/

伊藤病院クリニカルカンファレンス

2014/08/02

6月17日に伊藤病院クリニカルカンファレンスにお招きいただきました。「IgG4甲状腺炎」について我々の仕事を紹介させていただく機会となりました。伊藤病院クリニカルカンファレンスでは、いつか一度しゃべってみたいと思っていたのですが、長崎大学におられた長瀧先生、帝京大学におられた高見先生などがおられる前での、講演でしたので、少し緊張しました。日本から発信されたIgG4関連疾患と、甲状腺炎の観点で、現在の到達点を紹介させていただきました。

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Shan先生がopen access journal(J Basic Clinical Medine)を発行しました。

2014/04/09

Shan先生がopen access journal(J Basic Clinical Medine)を発行しました。応援を兼ねて、第2号に甲状腺特集を組み、日本から4編の論文を特集として掲載しています。是非 http://sspublications.org/index.php/JBCM をご覧ください。私からは甲状腺微小癌について、総説を書きました。微小乳頭癌は本当に癌と呼ぶべき腫瘍なのか?どのように治療すべきかについて私の疑問を書いています。open accessですので、ぜひご覧ください。中村美砂先生は彼女のライフワークカルシトニンとプロカルシトニンの不思議について彼女の切り口で解説してくれました。若狭先生は甲状腺炎に見られた異常細胞を記録しています。
ResearchGate(Kennichi Kakud) Better Treatment 最適医療 (社) 日本病理学会 教育委員会編集 病理コア画像 和歌山県立医科大学人体病理学(第2病理学)教室 バーチャル臨床甲状腺カレッジ