病理医と臨床医のコミュニケーションギャプは、患者にとって有害です
2025/09/04
今まで、病理医間の診断のブレや、患者に向けた甲状腺癌の説明を中心に文章を掲載してきましたが、病理医と臨床医の間のコミュニケーションギャプに焦点を置いた日本語の論文を2024年に書きました。
今まで掲載していませんでしたので、ここで紹介いたします。
北山尚美先生と書いた『甲状腺癌の過剰診断を防ぐためにはリスク評価が必須である。-患者の視点から見た-甲状腺癌の診断』(内分泌外科雑誌)が、問題提起の論文で、当方が筆頭著者の『正確なリスク分類が甲状腺癌の過剰診断を抑制する。』(Lab Clin Pract)が、その回答編です。
異なる雑誌に掲載することとなり、残念に思っていました。
問題提起と解決策の提案を同時に読んでいただきたいと、ここに並べて掲載いたします。
「甲状腺癌の過剰診断を防ぐためにはリスク評価が必須である。-患者の視点から見た-甲状腺癌の診断」(内分泌外科雑誌)
「正確なリスク分類が甲状腺癌の過剰診断を抑制する」(Lab Clin Pract)







